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キリン団扇接ぎ その3

 
私が今、キリン接ぎに力を入れている理由を 今一度説明しておきましょう。
刺好きの私ですが、どうにも刺の出来栄えに満足がいかなくて悶々としていました。
素晴らしい刺物を購入したところで、そのうち刺落ちさせてしまったり 成長点障害を
発生させて台無しにしたりと、提供してくださった方に申し訳なくて、面目もない。
そんな折、5年ほど前にブログで偶然、キリン団扇接ぎの画像を見て驚きと同時に、早速
キリン団扇をゲットして 1年間繁殖させた後、フェロカクタスの日の出丸を20個ほど実生接ぎ
してみた。
もちろん こんな細い幹が永久台木になるなどとは思ってもいなかったし、そういったことが
書かれてもいた。
ところが、植え替え時に接ぎ降した根を見て感動を覚えた。
実根ではありえない強くて長い根が 鉢中に蔓延しているではないか。
実生接ぎから3年、実根ではそろそろ拗れてくる大きさに急成長したのですが、拗れる様子は
みじんも感じられない。
これは永久台木に成り得るのではないかと、その後もいろんな品種を接いでみた。
近頃それは確信に変わったので、積極的にキリン接ぎに挑戦し続けているという訳です。
鞍馬天狗曰く「杉作!刺物の夜明けは近いぞ」

PA170035.jpg
 フェロカクタス属
 偉冠竜?
 もう名前なんてどうでもいい
 こんな姿と刺でいいではないか

 刈穂玉と神仙玉とは区別不可?

 歪んだキリンが気に入らないが
 (;´ρ`) 鉢には収まる程度


PA170039.jpg
 接いだときのキリンの直径は
 5mm 程度だった

 降ろして1年未満ですが
 直径は13mm に太っている
 (こんなのは珍しいが)

 間違いなく永久台木!
 少々のことでは拗れないぞ


強刺濃赤側白毛多刺巻神仙玉
 そう言う訳で接ぎまくっている

 強刺濃赤側白毛多刺巻神仙玉
 こんな御大層な名前必要?


P9300130.jpg
 てなわけで こんな姿と刺


P9300092.jpg
 これ等は接いで約1年

 接ぎ木に成功しても 各個体の
 成長差は著しくて
 うち約半数は思わしくない
 実生すれば穂は持て余すことが
 多い(業者でもない限り)
 思いきって見切ることも必要


P9300098.jpg
 3頭立てもいいものです
 群生させるなら3本の矢
 がバランス良し


P9300100.jpg
 以上 フェロカクタス属

 これ等を接ぎ降ろして
 このままいい刺が出続けたら
 まさしく 私の刺栽培の夜明け


そうそう、先日の合同例会にキリン接ぎ降しフェロを何個か出品したのですが、
「手間をかけて接ぎ育てたキリン根だから丈夫で 実生苗よりお勧めですよ」と言いたかった
が、私の思いとは逆に セリ人は「接ぎ木だから安いよ」だって!
長時間汗を流してセリをしてくれているので、言えなかった。

付け加えると、キリン根は湿気を好み 灌水過多で腐ることはまずない。
だから用土の湿気が穂に上がらない工夫さえすれば 毎日灌水でき、その方が成長がいい。
実生のまま あえて水遣りを辛くして刺を密生させるのもいいが、冒頭で言ったように 私の場合
拗らせてしまうだけ。

P9300078.jpg
 そして花に期待する品種も

 ツルビニカルプス属
 アロンソイ


PA250025.jpg
 実生だとこの大きさと刺で
 しかも徒長する




PA180061.jpg
 ポツリと淋しく咲いていた
 アストロフィツム属
 瑠璃兜

 11月中旬までたっぷり水を
 あげるからね





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