FC2ブログ

これは大発見かも! 接着剤の真空パック塗り

 
表題は決して大げさではありません。
あの STAP細胞以来の画期的な発見だと思います。
ナヌッ だったら怪しいと言うことか?
それは、成長が鈍化してきた不格好な 銀牡丹の竜神木接ぎ が気に入らなくて、群生株に
仕立て直そうと胴切りした 6月8日 のことです。

P6120062.jpg
 胴切りしてみると 中央部が
 空洞化していた

 成長が鈍化してきた原因だった

 胴切りした上の方は維管束が
 大き過ぎて接ぎ木出来ないから
 棄てるつもりだったが
 接ぎ降した残骸の極太袖ヶ浦が
 目に留まった
 
 植わっている鉢と用土もそのま
 んま利用してみよう
 幸い維管束も太いから ダメも
 とで それに接いでみた


太くて硬くなった袖ヶ浦の下部だから、乾燥と共に接着面が口を張ってくるのは目に見えて
いた。
そこで、透明でベタベタした速乾性の接着剤を 糸の上から塗布したのが上の写真。
瞬間接着剤を 切断した廻りに垂らす事例があることは知っていたが、量が多いから
25ml入りの 多用途○○ というのを使った。


P6080046.jpg
 胴切りした下のほう

 胴切りして5日ほど経過した
 写真で 空洞部分にも接着剤
 を詰め込んであった

 乾燥によって縮んだため接着剤
 が出べそ状態になっている


P6080044.jpg
 梅雨時だから 切断面が赤茶け
 てきた

 ここからが本題です

 端部が盛り上がってきたので
 更に斜めにカットして湿気予防
 に何気に同接着剤を塗ってみて
 閃いた


P6120070.jpg

 赤くなった切断面が気に入ら
 ないので切り直して その面を
 接着剤で覆って 湿気から守れ
 ばいいのではないか と

 できれば水性の接着剤で


P6120072.jpg
 早速 切り直して 白い粘性で
 乾くと透明になる 木工用ボン
 ドを塗布した

 安価で 汎用品の誰もが知って
 いる接着剤です

 水性だからネバネバしないし
 水で薄めることもできる

 これを夕方に塗って


P6130002.jpg
 翌朝の様子です

 切断面を 真空パックで覆った
 ようにツルツルになっている

 それだけ?

 分かる人には分かる筈
 画期的な発見だということが

 応用範囲は広いぞー


水性だから胴切り苗の場合 発根を妨げないであろうし、潅水によって溶けてくれる気もする。
切断面が乾くまで雑菌から守ってくれるだけでいいのですが、さらに 切断面が凹むのも緩和
されていて一石二鳥。


       --- それから20日 ---

P6300108.jpg


 お変わりございませんか?

 少し接着剤が浮いている程度

 すこぶる 元気です


P6300114.jpg

 ええい! 
 だったら剥がしてしまえ

 ということで 丁寧に剥がして
 みると

 少し黒くなっているが完全に
 くっついている


こんなに大きくて病的な穂を しかも梅雨時に接いで 袖ヶ浦が黒くならなかったのは 接着剤の
効果だと思う。 ダメもと だったのに o(*'▽'*)/☆゜

P6300120.jpg


 こちらは 下部の切断面

 切り直したとき 赤茶けた部分
 を除去しきれていなかったせい
 か 少し色付いているが想定内

 凹みも僅か

 あとは 仔吹きを待つのみ




       --- 接ぎ降しの切断面に塗布 ---

P6300130.jpg
 三角恩塚ランポー玉

 この2体を接ぎ降ろす


P6300131.jpg
 梅雨真っ盛りで
 自室の湿度は70%

 通常 こんな時期に降ろさない

 さすがにエアコンをいれて
 57% に




P6300141.jpg
 切断面に水性ボンドを水で薄め
 て塗布して

 このあと約2時間で乾いた?
 いやベタつかなくなった


P7030233.jpg
 翌日

 白い粉はボンドより先に塗布
 したルートン

 陰干し1週間 は 1日に短縮
 して 温室に正常位で陳列した

 逆に この時期の発根は早いぞ




       --- それから2週間 ---

P7160089.jpg
 1個は発根が旺盛だったので
 鉢に植えこんだ

 根の写真は撮り忘れた


P7160088.jpg
 もう片方の発根はあと一息
 といったところ

 接着剤は 発根の妨げになら
 なかった


P7160084.jpg
 まずは接ぎ降し 成功




題して 真空パック塗り とりあえず こんな結果でした。
今後 いろいろ試してみて、成功例を報告できればいいのですが、前途洋々だと思っています。





にほんブログ村 花・園芸ブログ サボテンへ
にほんブログ村

△ページトップへ戻る





スポンサーサイト

コメント

非公開コメント

No title

ガッテンさん、こんにちは。
これ、いいですね。
接着剤が8802湿度保持と、細菌からの防護膜とを兼ねているのですね。
それがあっても関係なく発根してくるのがすばらしい。
いま思い付いたのですが、その水溶性接着剤を水で倍ぐらいに薄めて、それにベンレートや発根促進剤などを溶かし込んだら、接ぎおろしに使ってうまく行きそうだと思いました。

Re: No title

アレオーレ さま

遠い国からコメントいただき ありがとうございます。
以前 「まだ言えないが」としたのが これだったのです。
殺菌剤や発根促進剤とかを混合するのはどうかな? 効果を発揮できないんじゃない。
やはり 先にルートンを塗布してからだと思います。
エタノールで溶いてみたのですが、ダメでした。

No title

ガッテンさん、やはり接着剤に薬を溶かし込むのは無理がありましたか。
来週帰国4後第二回目の接ぎおろしをかんがえていましたが、早速応用させていただきます。
今日は、朝ウエンゲンから出発し、ベルン、チューリッヒを経て先ほどブラッセルズに帰りつきました。
海外にいてもいつも拝見している日本の皆様のブログは大変気になるものです。

No title

初めまして。弱輩です。
昨晩、単頭ずつ降ろしてから未発根で16か月経っていた太平丸に試してみました。
ルートンは持っていなかったので、ベンレート、メネデール、木工用ボンドの順で。
いぃ感じのカサブタになってくれるでしょうか?

Re: No title

ふぁ~ さま
コメントいただきありがとうございます。
さて、ご質問の内容が理解できなくてゴメンなさい。
何の台木から降ろして、短台が付いているのか それとも もいだのか。
台木が付いている場合、16ヶ月も経過して未だ発根していないのなら
かさぶた状の殻が硬くて新根が貫通できない状態だと思います。
殻を剥がして高温な場所に置いてみたらいいかと。
切断したほうがいいのかもしれませんが、かなり衰弱しているのでは?
ボンドは 切断してみずみずしい切り口を早く乾燥させて雑菌から守るためのものです。
台木が付いていないのなら、望み薄ですが ひたすら発根を待つしかないですね。
「単頭ずつ降ろして」とは群生株をバラした? その場合も待つのみ。
的外れなアドバイスかも知れませんが、その場合は遠慮なく再コメントしてください。

No title

ありがとうございます。m(_ _)m
元はカサカサのソデ台に複数の頭がついていました。
深めに抉ったコを除いて未発根でした。
今回、1つはソデの残り?を掻き取ってから、もう1つは丸刀で削っている内に胴切りぐらいになったものに、塗布しました。
後者断面は緩めの触感でした。沢庵?
外側は硬さも色味も、発根したコ以上なのですが。

Re: No title

弱った太平丸は 掻き取ったほうも 胴切り状態のほうも 容易に発根しないと思います。
言いにくいのですが、私なら諦めます。

No title

言いにくいコメントありがとうございます。
今月末から山籠りのため、その間の観察他はお願いしました。
3~12か月後、直に確認できた際に、何か御報告できることがあればと思っております。

お邪魔します!

はじめまして。
いつも拝見してます。
胴切りで成功したことがない者です。

今朝、腐りを発見したサボがいるので、早速試させてください。
実はもうやってみたんですけど。
楽しみです。

お邪魔しました。

Re: お邪魔します!

サボリ さん
コメントをくださってありがとうございます。
胴切りが致命傷になることも、逆にそんな株は早めに手放したほうがいいということも 多いものです。
ただ、気難しい品種は いくら胴切り魔の私でも 根元付近でない限り しません。
今回 成功するといいですね。
いつでも お邪魔してください。