fc2ブログ

いろいろな般若達

 
アストロフィツム属の般若は、ときに接ぎ台に使われる程 強健種で 大きな花も良く咲き
刺も それなりだから 好きな品種です。
属中 開花年齢に達するのに年数が掛るのが難点なのだろうか、あまり人気が無いみたい。 

P6220174.jpg
 刺が美しい 金刺般若


P6220180.jpg
 初期の 複稜般若


P6220178.jpg
 これくらいの複稜がいい


P6220166.jpg
 白条般若 A



P6220168.jpg
 白条般若 B


P6220170.jpg
 白点が密なタイプ


P6220190.jpg
 モンスト


P6220196.jpg
 同上

 これこそ
 エイリアン と呼びたい


P6220192.jpg
 刺無裸般若

 白点が少ないのが青般若
 全くないのが裸般若


P6220184.jpg
 恩塚磐石だろう このタイプは
 人気があるみたいで 即売に
 出すといい値を付けてくれる
 のに 現物が無くなった

 後継を作っておこうと 今年は
 種を蒔いた


P6220182.jpgP6220183.jpg



いろいろなタイプがあり、それらを手軽に交配でき 種が大きい分 実生が楽で 気に入っている。
画像を振り返ってみると、開花年齢に達した球体には この時期でも全て蕾が見受けられる。



にほんブログ村 花・園芸ブログ サボテンへ
にほんブログ村

△ページトップへ戻る
スポンサーサイト



キリン団扇からの接ぎ降しフェロあれこれ

 
水耕栽培風に発根を確認してから鉢に取る方法は、確実だが面倒だからやめた。

P6110209.jpg
 出窓フレームのキリン接ぎ
 フェロ等を降ろして 発根を
 待っているところ

 半月してもグラグラするのは
 発根に失敗した証


P6110211.jpg



P6110213.jpg
 これ等は既に発根を確認した後
 鉢に取ったところ

 水耕栽培風にして発根待ちする

 発根まで 10日程度必要だった


P6110215.jpg
 中には発根しないまま腐るのも
 できるが容易に自根が出る

 自根だと拗れやすいので
 キリン根で育てようと試験中
 だから 失敗作
 それに刺も弱くなってきたかな


P6110217.jpg
 こんな具合にキリンが腐る
 こともあるが 下部でカット
 できるから 傷が浅くて容易に
 自根が出る


P3050010.jpg
 ミニペットボトルで発根待ち


P3050017.jpg
 台木仕立てのキリンは発根旺盛
 で こんなに多くの根が出る

 だから台木は長さ 5cmが理想
 かと思ったが 現実は


P6030105.jpg
 こんな風に最下部からしか
 発根しないのが大半だから
 もっと短くするべきだと思う

 これだと深鉢でも収まらない


 面倒だから、この水耕栽培発根法はやめて 清潔な用土に挿し木することにした。
(上の2枚の写真)


にほんブログ村 花・園芸ブログ サボテンへ
にほんブログ村

△ページトップへ戻る

団扇サボテン接ぎのその後

 
数回前の記事で、刺無団扇のカットに工夫を凝らして カマエロビを接いだのを紹介しました。
部屋に置いていたまま目立たなくて、目に付いたら 接ぎは完璧で既に成長を開始している。

P6180125.jpg
 日陰で育ってしまったこの色

 ちょこっと仔まで吹いて

 これだけ完璧に接げたのは
 女性会員の接ぎ方にヒントを
 得たから



P6180127.jpg
 こちらもいい感じ

 団扇サボテンは露地植えにした
 いから歩道沿いに移植しよう




P6180129.jpg
 フレームから いい香が!
 正体は大豪丸だった

 温室では機嫌が悪かったのに
 フレームで生き返ったみたい

 これなら台木に出来そうだが
 刺が無いのが 逆に難点


P6100201.jpg
 銀牡丹の花が ひと際目立つ






にほんブログ村 花・園芸ブログ サボテンへ
にほんブログ村

△ページトップへ戻る

草抜きの季節 こんなのはいかが

 
草抜きといっても、温室に草が生えている訳ではない。 (皆無でもないが)
露地栽培していたのを 今年フレームに改造したものだから、所々から 草が顔を出してくる。
深角鉢を専用トレーに入れて 床に根を延ばしたのもあるから、鉢を取り出すのは困難。
ピンセットでは難しいから 「根こそぎ草抜き」 を使っているが、短すぎて刺が手に触れる。
といって、長いのは見当たらないから 例によって無ければ作る。

P6160080.jpg 市販されているのは
 長さ 17cm

 アルミフレームで継いで
 長さ 30cmに改造
 接着剤のメタルロックで
 溶接並みに強固に接合

 この2本を使い分けている


P6160089.jpg
 苦心していたが 楽になった

 ただ 根こそぎといっても
 半数は切れてしまって根が鉢に
 残ってしまうのは致し方ない


P6160085.jpg
 歩道沿いプシス群の草抜きにも
 最適

 こちらは 根こそぎ抜ける


P6170109.jpg
 同上 プシス群の隙間に
 ギムノ:ペンタカンサ

 露地栽培だから 艶のない球体
 ながら 以外に美しい花が咲く


P6180121.jpg
 用途は草抜きだけではない

 例えば 発根管理中の竜神木

 持ち上げて発根確認するのにも
 便利に使える

 また トレーに収まっている鉢
 を取り出すのにも便利








にほんブログ村 花・園芸ブログ サボテンへ
にほんブログ村

△ページトップへ戻る

引き続き テレサエ&ルエッティー

 
マミラリア属の軟弱品種、テレサエの話題といっても 接ぎ木した というだけのこと。
5年ほど前に入手した品種ですが、1年ほどで消滅してしまった。
美しい花を見たくて 性懲りもなくオークションで再度入手。
今回は接ぎ木して 増やしたいと企んでいる。

P6130044.jpg
 5頭立てだったので 3頭を
 カットして接ぎ木した

 それから2ケ月ほど経過して
 いるから仔が出て カットした
 傷は目立たない

 そろそろ蕾ができてもいいのに


P6130049.jpg

 苦労してキリン団扇に接いだものの これでは
 頼りない

 この 髭のあるタイプのキリンは どうも苦手


P6140057.jpg
 竜神木に接いだこれ等は成長を
 始めたから もう安心

 接いだ直後は 柔らかく 皺も
 寄っていて不安だった

 手前のは 逆さ接ぎしたもので
 もう3頭立てになった

 時期的にもう花は咲かないのか




P6140067.jpg
 もう一品種
 ルエッティー

 これも腐らせた経験があるが
 なんとか救済出来たから
 いくらでも増やせる状況にある

 アレオーレさんにも送ったら
 うちで見たこともない群開写真
 がブログに載っていた(`Д´*)


P6140065.jpg
 花が咲かない という訳では
 ないがポツポツなのです

 だから シャッターチャンスが
 訪れない

 これは 日当たりがよすぎて
 焼け気味だが これなら来春は
 期待できそう


3回続けて紹介した マミラリア属の軟弱な4品種
エルナンデシー、牡丹の舞、テレサエ、ルエッティー
どことなく雰囲気が似た品種で、群開する美しい花の様子と またその色も似ている。
接ぎ降して台木を隠せれば それぞれ魅力的だと思う。







にほんブログ村 花・園芸ブログ サボテンへ
にほんブログ村

△ページトップへ戻る

軟弱マミ続編 牡丹の舞

 
マミラリア属の軟弱品種、今回は牡丹の舞(ベルトルディ)を話題にしてみよう。

P6110018.jpg
 撮影:2017.06.11

 新しい品種で 高価だったが
 エーイと購入したのがこれ


P1290020.jpg
 撮影:2018.01.29

 冬季実生中の加温出窓フレーム
 に置いていたのでこんな時期に
 開花した様子


P3130137.jpg
 撮影:2018.03.13


P6160133.jpg
 撮影:2018.06.16

 よく開花するものの 成長が
 良すぎて いやな予感がした
 ので無加温の温室に移動した


P7190040.jpg
 撮影2018.07.19

 予感は的中

 主頭は救えなかったが
 仔の4個を接ぎ木できた が
 真夏の袖接ぎ 全て失敗した

 こんなの 実根で育てるなんて
 無理無理




 と落ち込んでいたら、私のブログの愛読者?と称する女性会員が 記事を見て
 「キリン団扇接ぎを落札したのでプレゼントします」 との嬉しいお言葉に感謝感激。
 遠慮無しに譲ってもらったが、群生株だから 株分けして倍返したいな と密かに思った。
 ただし、一度失敗しているから大きな声では言えない。 (´△`言ってしまってる´△`)
 早速自分の用土に植え替えたが、キリンの長さが1cm程度だったのに驚いた。
 へー そうなんだ(堺すすむ か) 私が理想としている 5cm は長すぎる気がしていた。

P1140006.jpg
 撮影:2019.01.14
 少し弱々しいが 前の袖ヶ浦の
 ような大きい台木でないから
 こんなものか

 それより キリン台なら何とか
 なりそうな気がする

 それに もうこんなに群生して
 いるから 全滅はしないだろう


P6140061.jpg
 撮影:2019.06.14

 鉢で比較したら だいぶ大きく
 なったのが判るが 袖台に比べ
 やや貧弱に育っているようだ

 遮光は強くしていないのに

 そのせいだろう まだ開花して
 いない


秋には仔を5個程度接げそうであるが、前回失敗したように袖ヶ浦は成長が早すぎて、逆に
相性が悪いみたいだから、今回は実生竜神木を選択してみようと 画策している。

こうなったら次号も 軟弱品種と勝手に思っている テレサエ とルエッティを話題にしてみよう。
折しも この2品種は、最近アレオーレさんのブログに開花写真が紹介されていた。




にほんブログ村 花・園芸ブログ サボテンへ
にほんブログ村

△ページトップへ戻る

前号に続いて エルナンデシー

 
前号の ペレズデラロサエに続いて マミラリア属 エルナンデシー の話題を。
かねてより 花が美しいなー と気に留めていたのですが、昨年末ヤフオクに3個/鉢 が出品
されていて それを なんとか落札できた。
冬場だったので、加温している出窓フレームに置いたところ、ひと月で1個消滅。
更に一月で2個目が消滅。
加温のせいか? どうやら花殻を巻き込んで そこから腐りが入ったかのように思えた。


PC080056.jpg
 こんなに元気で美しい3個

 このあと 悲劇が待っていた
 なんて信じられない


P1090062.jpg
 一月後には 1個消滅


P2050002.jpg
 怪しい雰囲気の2個目

 花殻付近に違和感を感じた

 これは腐りが入ったと直感して
 カットしてみたのが下の画像


P2050006.jpg
 やっぱりな

 上部は腐ったが 下部は 逆さ
 接ぎとかで救出できないか
 と思ったが 変色は苗全体に
 及んでいた


引き抜いた
 トホッ 1本になってしまった
 (´△`)↓ 
 このまま 手をこまねいている
 訳にはいかない

 元気なうちに接ぎ木しよう


P2050015.jpg
 撮影:2018.02.05

 という訳で 袖ヶ浦に接いだ


P6080156.jpg
 そして 現在の姿

 甦って 仔を5個吹いてきた

 もう絶えることはなさそうで
 逆に増やせるのは確実


結局、こんなやっかいな品種は私の手に負えなかった。
前号で述べたとおり、自分の技量に合った方法で育てるべきだと確信したのだった。
マミラリア属の軟弱品種、この際もっと続けてみよう、と思い立って次号は牡丹の舞でも。



にほんブログ村 花・園芸ブログ サボテンへ
にほんブログ村

△ページトップへ戻る

ペレズデラロサエが見違えるほど逞しい

 
マミラリア属の ややこしい名前の品種、実生した記憶はないが 一鉢に10個ほど寄せ植え苗が
あって、一部開花球に育っていた。
それが バタバタと倒れていったので、原因を探るべくカットしてみたら。
紹介済みの画像ですが 今一度。

P2040053.jpg

 なんと 基部が空洞になって
 まるで缶詰のパイナップル

 最近聞かないが サナダ虫でも
 居たのだろうか


P2040055.jpg
 
 幸い頂部まで達していないので
 接ぎ木で救えそうだ


P2040057.jpg
 やっかいな鉤刺を封じて接ぎ木

 撮影:2018.02.04




P6080154.jpg

 そして 現在

 単頭では味気ない雰囲気だった
 ので群生株仕立てに

 なかなかいいではないか


P6080152.jpg
 もうひとつ 保険に接いだもの

 そして気が付けば実生苗は
 どへいったやら 消滅うー


この二株は今秋 降ろすつもりでいるが、接ぎ木は正解だった。
アレオ-レさんのブログ では 白斜子をモデルにして書かれていたが、
「本来の雰囲気が損なわれて大味に育ってしまう」 という通説なんて元気な苗に限って
言えるもの、ですよね。
息絶え絶えにしか育てられないのであれば 接ぐべし。
それに 接ぎ木して本来より 多くの花が咲き 立派な刺が出るのであれば いいこと尽くめ では
ないか。
そして何より、接ぎ木は楽しーい 。





にほんブログ村 花・園芸ブログ サボテンへ
にほんブログ村

△ページトップへ戻る

あんたの お名前 何てーの?

 
昔 懐かしい トニー谷の司会で ツイストを踊りながら名前を聞く番組があった。
ピンとくれば あなたはおそらく年金生活者。
ブログに載せなければ どうでもいいのですが、載せるとなるとそうもいかない。
まず一点、最近 ある方のブログで主役の奥に写っていた 似たような個体を見つけ コメントで
問い合わせた結果、その方も分からない という ギムノカリキューム。
あと一つは、先日の月例会でゲットした マミラリア。

原色サボテン事典には全3006品種が載っていて、うち ギムノカリキューム属が626品種、
マミラリア属が432品種、この大所帯2属で 35%を占める中から それらしいのを探ってみた。
私の場合、品種名を調べるのは もっぱらこの事典が頼り。


P6110227.jpg
 ギムノカリキューム属の何?
 
 最近存在感を主張し始めている

 新天地 に似ているが 刺が強い


P6110231.jpg
 もっと近寄ってみた

 今年は2輪 初開花したが
 新天地の花みたいだった


新天地

 事典をじっくり眺めた結果
 まさしくこれだ!

 新天地? 多少違和感があるが
 一件落着


P6110221.jpg
 あと一点
 先週の月例会で入手したこれ

 出品者は当会の顧問で かつて
 主にマミを収集していた。
 現在は多肉に移行しているが
 まだ多数残っているようだ

 白系マミを代表するという
 ゲミニスピナ


P6110223.jpg

 ところが 事典のそれとは
 違っている


ゲミニスピナ
 おお 美しいではないか
 こんなの欲しい


 では 今回入手したのは 何と
 いう名前なんだろう

 これも原色サボ事典で調べた

 似ているのは以下の4品種


内裏玉ラニゲラ

モンティコラ敷島

 敷島が有力だと思うのですが、白花が咲けば確定してよさそう。




にほんブログ村 花・園芸ブログ サボテンへ
にほんブログ村

△ページトップへ戻る

今月の例会報告

 
今月の例会は 和歌山県の業者訪問でしたが、フェリーがドック入りで休航するのを 会員からの
知らせにより 金曜日に判明。
急遽 いつも通りの例会にスライドした割りに、参加者は 14名 と ホッとしました。
雑談、連絡事項とかで 1時間経過した後

    --- 一鉢研究 ---

 サボテンは私が持参したプラチナ刺の金鯱のみ(画像無し)  淋しーい

P6090183.jpg
 よくみると 裏側に黒っぽい
 筋が入ってるのだとか


P6090181.jpg
  ?? フーン 


P6090187.jpg
 将棋倒しをセット中?


P6090189.jpg
 分頭?


P6090191.jpg
 よく出来ていて迫力満点


P6090193.jpg
 この会員は3鉢持参

 母株


P6090195.jpg
 父株


P6090197.jpg
 その息子か 娘か

 目指した柄が やっと出始めた

 これで 7年だとか言ってた



    --- 即 売 ---

P6090200.jpg
 例によって
 サボテンは ほぼ私のこれだけ

 内緒にしていたのですが
 お勧めは 花袖接ぎの
 狂刺綾波だった
 それは経験豊富な女性の手に
 (値はセリ人任せ)
 正しくはセリでなく 即売価格
 は他人任せで 欲しい人が発声
 複数声があがればジャンケン

 従って この手は私ではない


P6090199.jpg



 予定外だったので 即売苗は少な目でした。



 



にほんブログ村 花・園芸ブログ サボテンへ
にほんブログ村

△ページトップへ戻る